板橋ビューネ2024/2025参加公演
イヨネスコ『授業』
20年前、2004年に利賀演出家コンクールにて優秀演出家賞を受賞した演出の純粋な再演。レパートリーという考えの劇団による、当時から続く継承された演出作。今回は、初演メンバーの久堂秀明、塩山真知子、杉村誠子に、小林なほこを加えて公演する。自他共に認めるカンパニーの代表作。
構成を大きく分断し、起承転結の転と結を先に上演し、起と承を後から上演することにより、不条理劇の不条理を倍増させている。また、原語にも当たり、音声に強いこだわりを示した。
「比較的最近の勉強なのですが、大正時代に刊行された小宮豊隆の『伝統芸術研究』という本によって、初めて「伝統」という言葉が本として用いられた、という話があります。つまり「伝統」とは、歴史的には新しい言葉で、考え方としても、昔からずっと続いてきた、というよりは、再発見、再評価された時期を経て、初めて現在残っているという考え方です。実はそれは、自分にとって新しい視点でした。
古典戯曲を演出する演出家として、「伝統」と「古典」は同義ではありませんが、これを知ってから、今の自分の仕事が、この再発見、再評価に関係していると考えるようになりました。古典を演出するということ、その戯曲をその戯曲として演劇で紹介する、ということは、それと同時に、今新しくそれを価値化して行く、という意味もあるのではないか。そう考えるようになりました。
そして、このイヨネスコ『授業』の演劇での紹介は、多く古典戯曲を演出してきている自分にとっても、特にそれに成功している上演だと自負しています。
『授業』は、利賀演出家コンクールで優秀演出家賞を受賞した作品です。自他共に認められた作品、って紹介をしてきていますが、嘘ではないと思います。20年間ずっと、同じ演出で上演してきて、上演の手応えは変わりません。演劇には、特に歌舞伎などで使われる言葉として有名ですが、「型」という考え方があります。長らく、この同じ演出で上演してきていて、これが『授業』の上演の一つの「型」に昇華されたとまで考えるようになりました。ぜひ、観ていただきたいと考えています。ここまで自画自賛するなんて、ちょっと恥ずかしいですが、本当、心からおススメですので。どうぞよろしくお願いいたします。長堀」
期間 |
2024/12/17 (火)~2024/12/21 (土) 上演時間:約1時間0分(休憩なし)を予定 |
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劇場 | サブテレニアン |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | |
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